薬学部に入ると決めた時点で、「薬剤師になること」が絶対のゴール。
大学院への進学や関連企業への就職などの道もありますが、大半が「卒業したら薬剤師とし
て医療現場の一員として働き、多くの人の命を救うぞ!」と明確な道を思い描くのが現状か
と思います。
もちろんそうした薬剤師としての仕事に「生きがい」を感じている人もおられますが、それ
を超えるほどの重い責任を感じたり、勤務時間や業務内容の不自由さに苦しんだり、仕事の
多様化により業務が増えて情熱が持たないという現場の声も聞こえます。
それに加え近年では、通常の調剤だけでは経営が成り立たない環境、AI の発展・ロジステ
ィックスの物流革新に伴う仕事場の減少、薬学部増設による薬剤師過多なども懸念されて
います。
薬剤師を今までの型にはめて仕事にするのには、もう限界がきているのではないでしょう
か。
そこで、他では誰も変わることができない専門的で強力な「薬剤師という資格・知識・経験」
を武器にして、「人の役に立ちたい、困っている人を助けたいという想い」も叶える、薬剤
師の新しい「ikigai」を提案したいのです。
結婚や出産・引っ越し・お子様の成長など個々の生活スタイルに合った働き方に適応させら
れることはもちろん、自分も好きかつ世間も求めている「美」と掛け合わせて「美容薬剤師」
になることで、既存の「生きがい」や職位はそのままに、薬剤師としての新しい働き方を築
くことができます。